: 日常風景 :
+AM;3:00+
差出人:JJJ
宛先:GB
件名:オイ!
本文:今から任務で出る。
てめぇも何か理由つけて抜け出して来い。
イタリアで会おうぜ。
+AM;4:00+
差出人:GB
宛先:JJJ
件名:ふざけんな
本文:今何時だと思ってんだ!!
2時に寝たばっかなんだぞ俺は!!
+AM;4:01+
差出人:JJJ
宛先:GB
件名:知るか
本文:俺が起きてんだからてめぇも起きやがれ。
♭(`皿´)
+AM;4:05+
差出人:GB
宛先:JJJ
件名:Re;知るか
本文:死んでろ俺様野郎。
+AM;4:06+
差出人:JJJ
宛先:GB
件名:Re;Re;知るか
本文:うるせぇFUCK'n!!
てめぇが死ね!!
+++
+AM;10:10+
差出人:バカ
宛先:GB
件名:(non title)
本文:この時間なら文句ねぇだろ!!
つかメールシカトすんじゃねぇ!!
+AM;10:13+
差出人:GB
宛先:JJJ
件名:うるせぇ
本文:ソルヴァンから仕事貰ってきた。
しょうがねぇから付き合ってやるよ。
いつもの場所に1時な。
+AM;10:15+
差出人:JJJ
宛先:GB
件名:Re;うるせぇ
本文:おぉ。
遅れんじゃねぇぞ!
+++
+PM;1:00+
差出人:GB
宛先:JJJ
件名:・・・オイ
本文:てめぇ、どこにいんだよ。
+PM;1:02+
差出人:JJJ
宛先:GB
件名:Re;・・・オイ
本文:知るかぁ!!
つーかいつもの場所ってどこだ!!
覚えてねーぞ!!
+PM;1:03+
差出人:GB
宛先:JJJ
件名:Re;Re;・・・オイ
本文:こンの・・・バカが!!
わかんねぇなら先に言え!!
表通りのカフェだカフェ!!
何度も行った事あんだろ!!
+PM;1:05+
差出人:JJJ
宛先:GB
件名:FUCK'n!!
本文:んな昔の事思えてられるかぁ!!
ドイツのカフェなら覚えてんだよ!!
つーか表通りってどこだ!!
通りの名前言いやがれ!!
+++
ルルル・・・とアントラの部屋の電話が鳴った。
徹夜明けの目を擦って受話器を取る。
「ふぇ〜い・・・アントラですけど・・・」
『おいアントラ!! ジャックの携帯に今から言う場所の地図送れ!!』
突然の大声と、聞き覚えのある声へのトラウマで、アントラは一瞬凍り付いた。
いまいち状況が読み込めないまま、眠気で動かない頭を無理矢理回転させる。
「何、どういう事・・・?」
『いいから早くしろ!! つーかアイツの携帯にナビ付いてねぇのかよ!!』
「昨日壊したばっかだから古いの使ってるんだよ今は。文句あるなら最新型を1日もしないで粉砕したジャックに言ってよね!」
『・・・あのゔぁかが・・・!!』
ガットのイライラした声を聞きながら急いで指示された場所の地図をジャックの携帯に転送した。
そう言えば今日はジャックはイタリアのフィレンツェで任務に当たってたっけか。
でも何でそこにガット・・・?
「・・・君達、もしかして待ち合わせしてるの?」
『・・・だったらどうした』
「別に〜。毎回任務のたびにこんな事繰り返してるのかな〜っと思って」
『うるせぇ!! 誰かに言ったらその頭ぶち抜くぞ!!」
怒鳴り声と共にブチッと通話が切れた。
どうやら図星だったらしい。
whiteとblackにいるジャックとガットの任務が被ることはそうそう無いから、きっと毎回と言うわけではなさそうだが・・・。
受話器を戻しながら、アントラはwhiteに2人が居た頃を思い出す。
「今でも仲良しなんだね・・・」
パソコンのファイルの中から昔の報告書を探し出す。
数十年前のその書類の多くには、ジャックとガットの連名が記されていた。
いつか、この頃のように戻れる日は来るのだろうか。
アントラは2人の行く末を思って、1人溜息をついた。
by:ツバメ;
→ジャック&ガット+アントラ短編ありがとしたーw
この3人はsoraも大好きよ!!
とくにジャックとガットの絡みが大好きよww!!
いいよね〜こういう親友って感じのダチがいるって・・・(しみじみ